一心行桜の桜は九州一といわれています。一心行桜は熊本県阿蘇郡白水村中松にあり、品種はエドヒガン バラ科サクラ属、樹齢が400年余、樹高17m、幹囲り9.4m、枝張9.4m、全体の直径 約20mです。
一心行桜は3月下旬にはライトアップされ大勢の人が一心行桜を見に訪れます。一心行桜を桜見物に訪れる人は期間中に20万人とも言われています。
一心行桜:熊本県阿蘇郡白水村に400年前に植樹された「一心行桜」は大変有名で、春になると見事に咲き夜間はライトアップされていますね。誇一心行桜は樹齢400余年、樹高16m、枝の差し渡しが23mと一心行桜は桜の木としては最大級です。一心行桜の根元には墓が点在しています。資料によると熊本県宇土郡内矢崎城主、中村伯耆守惟冬の菩提樹とされており、戦いに破れた武士達の御霊を弔うため一心に行を修めたと言うことからこの名が付きました。開花時期は3月下旬〜4月上旬です。
一心行桜を植えたのは、天正八年(1580)と言えば今から四百年以上も昔のこと、郡浦の矢崎城があって城主さまは中村伯耆守惟冬と申され、阿蘇家の家臣でした。
その頃、薩摩の島津義久は九州全部を自分のものにしようと、先ず八代を攻め落とした軍勢は肥後の阿蘇氏を滅ぼすため、この矢崎城を攻めました。守る中村伯耆守は三百人足らずの軍勢、三万数千騎に対しては敵う筈もなかったのですが、益城の猛将と誉れ高い惟冬さまは懸命に城を守られました。
時が経つにつれ一人死に二人倒れして、遂に残るは僅か七十余騎となると、さすが惟冬さまも、もうこれまでと門を開き一斉に討ち出て全員討死されたので、薩摩の軍は一気に城を目掛け押し進みました。